2014年3月13日木曜日

VerHauen と書いて「ゔぁーほいえん」と読む。まずは眺めるだけ!



Alt店主のサポートプログラムにより、私が供給いただいたフレームは

「VerHauen」

はい、読んで〜!

ノン・ノン・ノン! 英語読みではなくドイツ語読みですのよん。

ヴァーホイエンが近い読み方です。(たぶん)

ドイツ語で「ブン殴っちゃう!」「しばく!」にあたります。

「たたく」とか、「ぶつ」じゃありません。

というわけで、私のフレームを見てもブン殴らないでくださいね!





箱から開けてやってみたこと。その一。

所有しているRitchey P-29er(Size L)との比較でした。
はい、正確な測定ではないのは百も承知なのですが、やってみたかったのです。

完全な目視による判断ですが、Vassago VerHauenのほうが
・チェーンステイが10mmほど短い。
・BBが5〜10mmほど低い。
・シート角度が立っている。
・トップチューブが5mmほど長い。
・ヘッド角度が立っている。

ような気がしました。
見た目だけのやや乱暴な判断ですが、Ritcheyよりも小回りが効いて、重心が低くペダリングが安定するような走り心地なのかと推察します。


ちなみに、True Temper OX Plutinumという軽量パイプで組まれたその重量は、
フレーム(シートバインダー、エンド小物付き):2210g !!!!
超軽量と謳われたRitcheyとほぼ同じ重量でした。
44mmヘッド、シートバインダー別体ということからしても、パイプそのものはRitchey Logicチューブよりも軽いのかもしれません。


さてさて、次は細かいところも、チェック!チェック!

VerHauenは、現在出回っているいろいろな規格のハブに対応するため、
Paragon Machine Works社のスライダーエンドを採用し、
135mmギアード、135mmSS、142mmスルーを選択可能です。
そして、ブレーキマウントもポストマウント or ISOマウントも選択可能!
SS大好きな自分は迷わず、135mmSSエンド&ポストマウントです。
純正のPMWエンド、さすがにRitcheyのTange製とは細かい点で違いがありました。

まずは比較対象のRitcheyから

Ritchey P-29erは、いかにも軽量好きなRitcheyらしい肉抜きエンド。こちらはTANGEの刻印があります。
スライダー小物はPMWと共通規格のためPMWのポストマウントに後から変更しました。
後期ロットのため、ボルトが干渉する部分は白い強固な表面処理があり錆び付きを防止してますが、1年ほど使用していると表面処理の剥がれは出てきます。

そして、VerHauenは!


画像だと分かりにくいかもしれませんが、ボルトとエンドの間には約1mm厚のプレートが付属してました。ShimanoのSPDクリートを固定する際のボルトとクリートの間に挟むプレートと同じようなものと考えると想像しやすいでしょうか。
このプレートのおかげで、接触面が増え確実な固定力を生み出し、回転しながら締め込まれるボルトがエンド部分に直接接触しないので、エンドを傷を付けることも少ないでしょう。

金色に輝くボルト頭に付いた小物も、みかけは小さいですが、アーレンキーやスパナなどを使用せずに指先のみでテンション調整ボルトを前後調整することができました。Ritcheyには実現できなかった操作感の良さに惚れ惚れしちゃいます。

ボルトも6mm頭→5mm頭になり、材質も軽量されているのか数グラム軽かったです。

あ、スイマセン。
ついつい最初っから細かいスペックが気になるヴァッサーゴ野郎です。
なにせ、元はサルサ野郎ですから、そこらへんはカンベンしてください。

ショートチェーンステイのVerHauen が一目でわかる写真です。

 

どちらが優れているというより、それぞれ長所があるように思えます。
ショートチェーンステイは回頭性に優れていたり、逆に長めのチェーンステイは登りに強い安定型とも言えるのでしょうが、ヘッド角度、フォークの設計、シート角度、BB下がり、パイプ径などいろいろな要素の複合的な結果が、乗り味を決めていくのでこの段階ではあくまで想像でしかありません。

でも、想像したいからこそ、計測したりカタログデータの数字をゴニョゴニョ計算しちゃうんですよね。だからBikeはオモロい!

次に、フォークを仮挿入
まずは、純正VassagoのODISフォークをば!
余談ですが、ODIS とは Oh Damn! It's Smoothの略だそうな。
「おげ〜、何コレ、超いいじゃん」の頭文字をとって「お何超」というネーミングにする勢いのノリです。アッチの人って軽いですよね〜。ホントに。(オレもか?)


次に、手持ちのNiner Carbon(O/Sストレート)フォークも

重量が半分程度のNinerフォーク、
奇抜なデザインのくせに、コイツはどのフレームにもスッっと、とけ込むように馴染むのが好きです。

ま、最初は見た目勝負で行きますので、44mmヘッドとの寸胴感ともマッチするNinerフォークで組むことにします。

組み始める前には、RESPOの防錆スプレーRS-930S(なんか速そうな名前ですこと!)
コイツを各チューブの穴という穴にノズルを差し込んでいろんな角度で吹いておきます。


そして、ヘッドパーツ装着。(ヘッドチューブはキレイに処理済みでしたので)
既存所有のO/Sフォークを使い続けたかったので、ヘッドはChris King Inset1を使用することにします。これだとベースプレート(下玉押し)が既存のO/Sと全く同じなのです。


にゅるーーっと差し込んで、

Mango OrangeのKingがNinjya Blackという透明がかったダークブラウンとマッチしました。

またしてもサルサ野郎グセが出てきてしまったため、相変わらずの長文になってしまったので今号はここで終了。

次号でまた会いましょう!
バイなら!

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