2014年5月30日金曜日

チームメンバーとして走るということ(前日編)

(photo by Sayako Ikeda)

ヴァサゴ野郎の「2014・5月王滝」の参戦レポートです。

あまりにも感慨深い一日でしたの、走り終えた日の翌日に書き綴っていたら、おそらく膨大な長編になってしまうかも。
だから、4日過ぎた今日、家族が寝静まった夜にココロの中に残っている濃ゆい部分だけを抽出して綴っていこうと思います。(それでも長いけどね)



[Date: 24th 4:30-14:00王滝入りまで]


「がびょ〜〜〜〜〜〜ん!!! 忘れちゃった〜〜〜!!!!」
同乗するOさんに平謝りしたのは、順調に高速に入った後の初めての休憩地「石川PA」でした。
なんと、この日のために準備したGarmin 510Jを持ってくるのを忘れてしまったのです。
メカ音痴なワタシが苦戦の上に王滝のコースプロファイルまで取り込んだのに。
他にサイクルメーター類も持ち合わせていなかったし、現地で余分な出費もしたくないし。。。

自身としては、Vassagoメンバーが集結するのに最初から後悔するような結果は残したくないので、自宅に引き返しGarminを持って来ることにしました。(往復2時間のロスでした)

自宅を8時前に再スタートしてゆったり休憩も多めにとって、他の仲間たちと合流しながら王滝会場には14時に到着

SSJ実行委員メンバーが集まる時は、できるだけ直近のスタッフTシャツで集まるのが習慣になってきたみたいです。



[Date: 24th 14:30-19:00 前夜祭まで]

「王滝会場入り」

このなんでもないことのように思えることかもしれない行為ですが、今回の自分にとって、会場入りすること=他のTeam Vassago Japanメンバーと初めてお会いできるという興奮にみなぎってました。
それまで、Facebookや各自のBlogで大方の人となりのようなものを感じ取ってはいましたが、人間だもの、やはり目と耳と肌で感じるのが一番であります。

初めてお会いできたのはよっちさん。
鍛え抜かれた身体、半袖ジャージ下から覗かせる上腕二頭筋、優しい顔。
力強い握手で、もう少しで惚れそうでした♡
彼がこの日のためにチームバナーを製作してくれたのも、本当に気が利いてる〜〜!

その後に、チームのエースとして前評判の高いスク水さんとも合流!
SSJなどでは顔を会わせては入るものの、対面して話すのは初めてです。
この爽やかスマイルのどこに秘めた闘志があるのか?
いやそれは愚問でした。長い手と脚についた無駄のない筋肉は伊達じゃありません。

伊豆のh-abcoことエビちゃんともCSCクラシック以来の再会を果たし、お互いの近況報告を済ませると、チームメンバーの撮影会です。


真ん中にはサポート主でもあるAlternative Bicycleの店主を挟み、前日に集めることのできた5人でパシャ!!
(チームメンバーは他にも数人おりますが、前日に集まれたのはこの5人)

ワタシ以外、全員引き締まったカラダの所有者で、なんだか恥ずかしい部分もありましたが、ワタシなりのアウトプットを出すことで頑張り抜いてやるぞ!と、シャッターを切られた瞬間にココロに強く誓いました。

チームメンバーが揃ってあれこれと話す瞬間。
う〜ん、ステキな時間でした。
(photo by Sayako Ikeda)


また、当レースを主催するOSJ代表の滝川さんにもご挨拶
この王滝でSingle Speedのカテゴリーを新設してくれたことが、SS界にとって大きな前進になったことへの御礼申し上げました。


さてさて、
「Single Speedカテゴリーが新設されたってことなんだからSingle野郎たちで乾杯しようぜ」
これ、SSJ実行委員のミーティングでワタシが発案しちゃいました。
だもんで、17:30から始まる前夜祭もヒッジョーーーーに楽しみにしていたんです。

ぞくぞく集まるSingle Speederたち。王滝やSSJで出会える懐かしい面々との再会が楽しくてしかたありません。会場のMCさんもワタシのデカハットを覚えてくれていたみたいでウレシ恥ずかし44歳。


というわけで、SS乾杯しちゃいました。
ただ単にギアが一枚しかないってだけでココロは一つ。
「One Gear,  One Heart」が前日からにじみ出るようなひと時でもありました。

いつもなら、一杯くらい軽く飲み干してしまい、宿でもビール乾杯するのが慣例でもありましたが、明日の本番のことを考えると一口、二口程度しか飲み込めませんでした。

練習もカラダ作りも中途半端ではありますが、それも自分の出して来た結果なので受け入れるしかありませんが、せめて、体調管理くらいは真っ当なことをすべきかなと。



[Date: 24th 20:00 宿泊先]

昨年もお世話になった宿、滝旅館にておかず満載な夕食を平らげ、大浴場に入る。
すると、我々以外に先客さんもSS乗りだったからついつい意気投合なSSトーク。

これって、ギアード乗りだったとしたら、そこまで濃いヘンタイトークは重ねられないだろうなと思いつつ、ここでも「One Gear One Heart」の温かさを温泉並みに感じてしまいました。

部屋に戻って、各自、明日のための補給色の準備。
ただでさえ、ライド仲間と寝食を共にするだけでもタノシイのに、こうした前日準備の楽しさも王滝ならではの行為であるがゆえ、王滝のリピート率は高まるのかもですね。

そうして、22時過ぎ消灯されましたが、明日のことをいろいろ想像していたのか、1,2時間おきくらいに目が覚めてしまい、なんともワクワクドキドキな夜でございました。



(後編へ続く)

2014年4月30日水曜日

王滝SS100kmに向けたBike改造とメンテナンス

Blog更新ご無沙汰しておりました。ヴァサゴ野郎です。
5/25に開催される王滝、今年は初のSSカテゴリー追加ということもあって
SS界はかなり活気を帯びている気がします。

さて、4/20には46km、4/26に33km、その翌日は30kmという王滝練習を重ねておりますが、おそらくTeam Vassago Japanメンバーの中では、もっとも少ない練習量かもしれません。

そこらへんは、あまり気負いしすぎても自分の生活パターンをこれ以上調整できないので仕方ないかなと思ってます。(もちろん、本心は週に2回は走りたいですけど)


少しずつ煮詰めてきたので、仕様を紹介します。


4月のややロングライドでわかってきたことは、
長い下り坂でのブレーキ握りっぱなしが続く時、より少ない力で強力に効いてくれないとマズイかなと思いました。

ブレーキレバーBL-M987+キャリパーBR-M970(レジン+メタル)
という組み合わせでは、やはり中盤以降の効き具合が弱くかなり強く握らないといけません。

そのため、レバーBL-M988+キャリパーBR-M988(メタルパッド)という最強セットに変更しました。
パッドが減った時でも、走行中に引き代調整ができるのも好都合ですし。

モッタイナイかな?と思ったのですが、やはりポジションが出ないので、
Graphite Design Risen6Xにメスを入れました!
デフォルトの740mm→720mmに。その後、ダンシングがグッと楽になりました。



4/27のツーリングライドでは、プロのインストラクターTさんから目からウロコ3枚級のレクチャーを数々いただいたのですが、その中の一つでレバーを握り込んだ時の位置をかなり手前に来るよう改善しました。(目からウロコなレクチャー内容は別記事でUpする予定です)

これが、改善前。
レバーを握りパッドがローターをギューっとつかんだ瞬間、人差し指とグリップの距離はこれくらいの間隔でした。


そして改善後、
1フィンガーレバーがかなり近い位置です。
最大限の力を使って効率よく握るというのは、かなりゲンコツに近い位置がベストなのだそうです。
これは初耳でした。そして試してみたら予想外に具合がいいのです。
もちろん、握ったレバーの先端が中指には干渉しない位置となっております。
これで、王滝のような長い下りで握力が弱くなってもブレーキパワーを最大限に活かせます。


ここでとあるプロショップオーナー様に教わったメンテナンスのツボを紹介。

パッドを外すとセラミックピストンが見えますが、その周りは擦れたパッドの削りカスが見えます。


このカスは、セラミックピストンに大量に付着したまま使用し続けると、ピストンを摩耗しやすくするらしい(最悪オイル漏れを引き起こす原因にもなるらしい)ので、ロングライドをした後は小まめに点検したほうがいいかもです。
中性洗剤を数滴溶かした水を、使い古した歯ブラシに付けてゴチョゴチョ掃除しまして

水で流した後、綿棒で付着した水分を拭き取ると早く乾燥できました。

ハイ! きれいなピストンになりました。
洗浄する際は、少しレバーをニギニギしてピストンを押し出しておくのが良いでしょう。

パッドも中性洗剤付けた歯ブラシで洗浄して、天日干ししました。


Garmin 510Jはステムに固定することにしました。
Graphiteのハンドルバーは、ハンドルクランプ部分の太さが均一ではないので、
Garminがズレることが多々ありました。よってステム部分に変更です。



ギア比(F:30 × R:23)1.30という軽めですが、これでも長い登り坂がシンドイ身体になってきました。しかしこれ以上軽くすると長い平地でもかなり苦労するかと思い、現時点ではこのギア比でいく予定です。

その替わり、登り時のトラクション向上を目指して、リアセンターを伸ばすことにしました。結果的にはトラクション逃げを防ぎ効率よく登ることに貢献するであろうと期待してます。

(変更前)
(変更後)

チェーンを1リンク追加しました。
これで1cm以上後方になりました。調整幅が長いParagon Machine Works製のスライディングエンドならではの設定に感謝です。

サドルもやや前位置に
シートレールのMaxラインを越えているので恒例の”ジコセキニン”ですね。

5mmほど前方にずらして、登坂ポジションに有利な位置に。
ほんの少しだけ前下がりにして、脚が自然に下に落ちるようになりました。
お腹周りの窮屈さも改善され、腰を立てたポジションを長くキープすることがネライ。


 購入後2シーズン目に突入したDT SWISSの240sハブも初メンテ
工具不要でここまでバラせるのにはビックリしました。


購入時に18→36に倍増したスターラチェットでしたが、グリスも無くなりかけてましたね。

ラチェット部分には、BB専門ショップのスペシャル配合のグリス(写真右)を。
シールドベアリングのシール部分にはChris KingのLubeをヌリヌリしました。
う〜ん、滑らか回転復活!!!

最後にチェーンです。
久しぶりに「伸びチェック」しましたが、まだ交換時期には達してないようです。


脱脂・乾燥後は、こちらのオイルを注油

Alternative Bicycleが扱うGreen Oilです。植物由来の成分からできているので生態系に害が無いというのが売りですが、
コレ、正直いって香りがイイ! 大好きなアロマオイルと同じ香りでした。
しかも、そんなにニオイが強く残らない。
つまり、Bikeを室内保管する場合でも、いかにも化学系なニオイが無いんです。
ウチは玄関に保管することが多いのですが、これなら私以外の家族にも攻撃性が少ないですね。かなりイイかも。
また、糸を引くようなネバリもなく比較的サラリとしていて馴染みは素早いようでした。

ハンディなケースなので、このまま王滝の本コースで追加注油するのに最適です。あとは、実際の使用感や耐久性については継続観察してレポートします!

さて、次に走れるのはいつか?
王滝までにあと何回坂を登れるのでしょう。。。
(もっと、もっと沢山走りたい病が治りませんね)




2014年3月23日日曜日

Team Vassago Japan レースレポート(CSC Classics)

3/22 快晴。
伊豆修善寺のサイクルスポーツセンターで行われるCSC Classicsが我がTeam Vassago Japanの初レースとなりました。

(Photo by M.Nomoto)

左から、Jabber wockyに乗るh-abcoさん、Fisticuff乗りの向後さん、Alt店主、そしてVerHauenの自分

今年の自身初のレース参戦。そしてチームとして初めて他のメンバーと集結する舞台。
同志との顔を合わせるのは実にキモチのいいこと!

h-abcoさん・向後さんは、両者とも最難関カテゴリーの3時間耐久男子ソロ
Alt店主は、SSJメンバーと3時間耐久男子ペア。
そして、私は今回のSSJメンバーの紅一点Fさんと男女ペアにて出走。

第一走者の私は極度の興奮や異常な緊張もなく、真ん中よりも後方の位置からスタートしました。
スタート直後の周回は自分の前後の集団のペースがバラバラで、平地ではギアードの猛者たちに抜かれることが多いSSではありますが、1周目から無理をすると中盤からヘタレてしまうので、85%のつもりでガマンガマン。
いや、本当に強い選手であれば、ここを少し無理してでもポジションを上げておくことが先決なのですが…
本音を言うと、SSJチームとして出場しているというキモチとTeam Vassago Japanとして参戦しているキモチが両方あったのですが、どちらかというと前者の意識が強くファンライド感覚を前面に出していたのは否定できません。今から考えるとかなり甘い認識でした。

体力温存ペースで発進したものの、やはり要所要所で、どうしても飛ばしたくなりました。
なぜなら、ペダリングが本当に軽いから。
34×22tというギアの選択肢が軽いというのもありますが、荒れた路面から伝わって来る尖った衝撃はかなり低減され、登りにおいてはシッティングでのトラクションが抜群にイイのであります。理詰めでは説明付かないけど、とにかくRitcheyやSalsaよりも明らかに速く走ることで生き生きとしているVassago Verhauenです。


Bikeの特徴として、
ギアードのような高回転ケイデンスができないSSの低回転トルク型ペダリングでもリズミカルに伸びやかに進んでくれます。強いバネ感を持つチュービングのおかげで後半の伸びが強く、失速しがちなスピードでも前進する性格の持ち主。
また、CSCのようなタイトターンの連続する下り斜面でも、車体の向きを変えやすいため、一般的な29er的なダルさが少ないことも体感できます。
急斜面の登りでも、トラクションを保つための前後バランスの位置をつかみやすく、コース後半の急斜面&連続ターンでも、ギアードバイクよりも高いスピードを維持したまま、スリップせずに登り切ることができるのはまさにSSバイクとしての造りの良さを表しているとも言えます。

さて、1時間が経過して気持ちよく自分のペースを維持できるようになり始めた時、それまで潜めていたアソビ心がチョロチョロと。

ヴァサゴ野郎から、ヴァサゴライダーに変身してしまいました。
 (photo by Tatts)
(photo by Tatts)

いつもレース会場で着るコーディーネートのアレンジは妻任せ。
今回は妻自作の赤マントが勝負服。

速さには関係が無いように思えるでしょ!
これが違うんだなぁ。自分の場合。
・目立ってしまい注目を浴びる→見られる度合いが強いほど頑張りたくなる。
・おチャラけてるから遅いって思う→想定外に速いとこ見せて驚かせたくなる。
・Supermanだって、パーマンだって、SSWCチャンプのW.ガースだって皆マントだよ!飛ぶように速いってことさ。

という、ジコマンゾク型のヴァサゴ野郎でありました。
(photo by H.Ito)

Jシリーズの前哨戦と位置づけられた大会だけでにJのエリート選手がゴロゴロと同じコースを走っているのですが、その中で幾分ペースを落として調整しているかのような小笠原選手を前半の登りが終わりかけたところで遭遇。ものは試しで追走してみることにしました。とにかく彼の下りのラインとスピードを見てみたかったのです。

おそらく調整中で全力を出していないペースだとは思いますが、やはり瞬間的に見せる速度変化や、コーナーの脱出スピードはハンパなく速かったです。
しかし、意外にも5〜10mの差をキープして追走できた自分にもビックリ。速い選手のペースのおこぼれを貰ったラッキーな瞬間でした。
パンプトラックまでは一緒に走れましたが、平地部分のあるブースエリアに来た瞬間、彼のやる気スイッチが入り一瞬で視界からいなくなりました。
慌てることなくSSライダーの意地を見せるしかありません。

一方、相方のFさんもMTBレースはわずか2回目ではありますが、着実にペースを上げていき順調に周回を重ねていきます。顔に楽しさがにじみ出ているのが遠目からみても伝わってきました。
1周ごとの交替でしたが、2時間30分を越える頃に着順を少しでも上げるために私が連続周回を任せられました。

さて、そんな中。
後半の登り坂で、エビちゃんことh-abcoさんに抜かされた時でした。
(photo by Tatts)
ソロで3時間を闘っているエビちゃんにも付いていけない自分。
ラストランを超スローペースで調整し、2周回で終わらせようとした自分。
同じTeam Vassago Japanなのに、全力を出さないまま諦めている自分。

そんな自分が情けなくなり、やる気スイッチが入りました。
3時間まであと3分ほどありましたが、3周回目に突入することに切り替えました。

脚の痙攣もないまま、舗装路の上り道を全力ダッシュし、心拍が落ち着くまで平地をスローペースで落ち着かせている時、もっと衝撃的なものを見てしまいました。

それは、隣のロードコースで練習している一人のローディー。
まるで競輪選手のように見事に発達している大腿筋の持ち主でしたが、
なんと彼の右足はヒザまでしかありませんでした。
片足のローディーだったのです。

その彼が黙々と練習しているのを見た瞬間、なにかが吹っ切れました。
自分の限界を見たくなりました。
ちぎれるまで走ってやるつもりで、前半の難所である直登2つをノンスリップでクリア。
前後にライダーもいなかったので、下りでも100%の集中力で自分のライドができました。
もしかしたら一番タイムが良かった周回かもしれません。

 (photo by Tatts)
(photo by Tatts)




登れ!登れ!登れ!


「Finish」


結果的には、15周回という突出した好成績ではありませんでしたが、
自分の中で足りなかったものが見えてきて、それなりの成果はありました。
ソロ男子では向後さんが4位、エビちゃんは7位というSSというシバリのある中で大健闘をみせてくれました。
また、終わってみて気がついたのですが、9周回をフルリジッドで走ったのに、腕の疲れはほとんど無いのです。Graphite DesignのカーボンバーとSim Worksのクロモリステムはミリ単位の仕事量かもしれませんが、着実に私をサポートし続けた最高のパートナーでした。


Team Vassago Japan
これからも、グイグイ進みませので、応援ヨロシクお願い致します。

我がSSJチームも最後の〆でノンアルコールビアでかんぱーい!!!!







Special Thanks for the PARTS

フレーム:Vassago Verhauen Size M
フォーク:Niner Carbon
ステム:Sim Works Caroline 110mm -10°
ハンドルバー:Graphite Design RISEN6x 740mm
ギア比: F34(Rotor Q-Rings) × R22t(Kick Ass Cog)

2014年3月17日月曜日

VerHauenの初トレイルライド

昨日、我がNew愛機ことVerhauenで初トレイルを堪能してきました。


完成した時点で実測9.42kgだったのですが、
Graphite Design RISEN6xというカーボンバーをインストールし、
また、ワケあってTIME ATAC Carbonのペダルに変更しておりました。
ほんのちょっと重量増かな?

TOPEAKのサドルバッグには、換チューブ、ポンプ、携帯ミニツールを入れているのにも関わらず、Bikeを持っても”軽い”と感じたのは、一緒に来ていたライド仲間からも異口同音のインプレでした。


この日、午前中に飯能周辺のトレイル活動が再始動するという喜ばしき活動に参画しておりました。




活動そのものについては、Alternative Bicycle店主のBlogをぜひともご一読あれ。
MTBerのための走れるトレイル整備作業ではなく、あくまでも山道をハイカーが歩くため。危険な箇所を少なくし、安全に楽しく歩くことができる道を作ることのお手伝い。
モーターバイクや四輪駆動車が入ってきて深く掘り過ぎてしまった轍を埋めたり、水切りを作って、水はけの良いトレイルをつくるのが今日の主な作業でした。

午前中の楽しい作業が終わり、地元の山小屋風レストランでしっかりと昼食を取った後は、ご褒美のトレイルライドに。



走った仲間達のBike。
Linskey、Black Sheep、Cielo、Vassagoという顔ぶれは実に異端!

これら4台全てが、29erSSであり、カーボンorチタンのリジッドフォークで、グリップはERGONという共通項!

しばらくしてわかったことだけど、コグまで共通!
EndlessbikeのKick Ass Cogの面々でした。
こりゃ、ちょっとヘンタイだな。


さて、肝心要のVassago VerHauenの1stインプレッションです。

比較対象車であるRitchey P-29erと同じく有効トップ長が615mmという比較的胴長なフレームですが、乗車した体勢では、ヘッド位置が自分の目の真下あたりに来るので、決して長過ぎない。
いや、Ritcheyよりもほんの少し近いとさえ感じるほどで、下りの安定感にもつながったように思えました。
自分の中では長距離安定性・巡航性のRitcheyと、下りもそこそこ楽しめるヤンチャ系なアクションも可能なSalsaの「中間よりややRitchey側に振ったポジショニング」だと思ってます。(こんな比較インプレは自分にしかワカランけどね)

ユルい登り坂では、SSならではの低回転ケイデンスを強いられるわけですが、フレームのバネの戻って来るリズムがペダリングと非常にいいタイミングでマッチします。
ROTORのQ-Ringとの効果でクランクの下死点がさらに20度くらい後方に伸びた感覚になっていたのですが、さらにフレームのもつ特性として、踏み込んだバネが元に戻ろうとした時の推進力が発生している時間が長いような印象でした。

一言で言うと、推進力が強くて進むBike。
ダンシング時にペダリングの力が途切れにくいということも言えますね。

いい変えると、低回転ケイデンスでもスピードの落ちが少ないので、SS向きとも!

”Wet Cat”と名付けられたリア三角の仕事は、トラクションコントロールと、振動吸収性能。
ここも優秀な特質がすぐに現れたように思えました。
66mmというRitcheyよりも6mm低いBB位置は、シッティングでも重心を低く設定でき、登坂中は容易にハンドルが上がりません。
ハンドルを押さえ込むことがラクにできるので、無意識的に後輪への適正な荷重配分ができ、スルスルと登っていってしまうのです。
肩下が470mmのNiner CarbonフォークとKingのInset 1で組んだおかげでヘッド位置を低く固定できたのも功を奏しているのでしょう。賢いサスが入れば、さらに登坂性能は上がることも可能でしょうね!

かなりガレた路面で振動吸収性能もチェック。
ヒザが笑うほどの衝撃は見事にカットされ、王滝のような長距離レースでもストレスがかなり低減されますね。


もう一つサポートをいただいたハンドルバー:Graphite Design RISEN6x
こいつのストレスフリーは定評通りでした。


まずは、感覚的なインプレになりますが、ご容赦を。
富士見パノラマのDHで例えると、
午後ランチとって、連続で3本Aコース走った後なのに、腕の疲労度だけは、午前中の2本目くらいの軽度な運動しかしていないぐらいの疲労度合い。

結果的に、相当にガレたところでハイスピードで下る場面でも、
段差に弾かれてコントロールミスするような不安感が減少するので、リラックスした握力で握るわけです。そのことがさらに腕や肩の余分な力を脱力させ、本来あるべき上体全体を使ったカラダのサスペンション機構が、うまく機能できるといったロジックになったのです。振動で脳みそが揺れる感覚が襲ってこないのです。
奥歯を食いしばる必要も少なくなりました。

なんか、今まで使っていなくて後悔。もっと早く出会っていたかった棒ですね。
まさしく愛棒!

ただし、9度という少し大きめのバックスイープはかなり手元にハンドルバーを近づけてしまうわけでして。。。
この点は、計算ミスでした。90mmのステムではかなり手元に寄って来てしまいました。
登りでハンドルバーを引けないばかりか、下りにおいても目線よりも後方にグリップ位置が来てしまいました。9度バックはステム長をきちんと割り出さないとダメですね。
週末のレースでは110mmステム付けてみます。

カーボンフォークだけでは成し遂げられなかったソフィスティケイトされた振動吸収性!
優秀なカーボンバーのおかげで、フルリジッドの可能性を大幅に上げてくれた気がします。
(と、いいつつも絶対にクロモリフォークも試すのがヴァサゴ野郎だぜ!)


1stライドのインプレをまとめると、
バネ力の恩恵でとにかく速くてストレスは少ない。
レーシーなポジショニングがドンピシャとも言えるが、アクションの大きい仕事もこなすストライクゾーンの大きいクロモリフレームだということでした。



うううう、今度の週末はVerHauenで初レースです。
緊張してきたから、もう寝ますね!

2014年3月14日金曜日

VerHauenを組み上げますぜよ!

さて、それではガンガン組み立てますぜよ!
まずは、BBのタップとフェイスカットです。
この作業だけは全幅の信頼を寄せるDr.Nagai (by KOOWHO)にお願いしております。

この作業場で交わすBike談義が、また楽しいひと時でもありますわな。


最高級の仕事を終えたコイツにBBを手で回す瞬間もまたいとをかし。。。



肝心要の回転系はChrisKingに任せておくのがよろしいわけです。
このBBも、過去に3台のBikeを経由しており、淡々と歴史を重ねて来ております。




ササッと、ここまで組んだらもう半分は終わったと言えるでしょう。

なぜなら、SSは変速機がナッシング・アット・オールだからね!
クランク周り・ホイール・ブレーキはRitcheyからの載せかえとなります。






1st パーツ構成表をメモ代わりとして記録!

フレーム: Vassago VerHauen (Size M)
Fフォーク:Niner Carbon O/S
ヘッドパーツ:Chris King Inset 1
フロントリム:Stan's ZTR ARCH EX 32H
フロントハブ:DT Swiss 240s
フロントスポーク:DT Swiss Competition w/ Al nipple
フロントディスクローター:Magura Marta Storm Rotor 160mm
フロントタイヤ:Ritchey WCS Z-Max Evolution 2.1
リアリム:Stan's ZTR ARCH EX 32H
リアハブ:DT Swiss 240s SS
リアスポーク:DT Swiss Competition w/ Al nipple
リアディスクローター:Magura Marta SL Rotor 160mm
リアタイヤ:Ritchey WCS Z-Max Evolution 2.1
チューブ:MAXXIS Ultra Light (F&R)
クランク:Rotor QRINGS 175.0mm
チェーンリング:Rotor 34t
BB:Chris King
チェーン:KMC Gold 9s
ペダル:Crank Brothers 3Ti(Ti Short Spindle) 
コグ:Endless Bikes Kick Ass Cog 23t
ブレーキレバー:Shimano XTR M987
ブレーキキャリパー:Shimano XTR M970
ハンドルバー:Ritchey WCS Super Logic Al 710mm
グリップ:ERGON GS1
ステム:THOMSON  90mm 0°Up
シートポスト:THOMSON Masterpiece SetBack 
サドル:Chromag LYNX DT
シートクランプ:VASSAGO Original

前後チューブドですが、こちらの仕様で9.42kgでした。

自宅→実家までの4.5kmの街乗りをしてみただけですが、
なんとまぁ、軽い漕ぎ出しでしょうか!!!!
トレイル仕様で組んだので34×23t(1.48)ですが、体感では34×24t(1.42)かぐらい軽い気がします。
ハンドリングも軽快で立ち過ぎているわけでもなく、SalsaやRitcheyからの乗り換えでもとてもシックリ。
トップチューブが長くレーシーなポジションが似合うジオメトリーですが、腰を入れるときちんと素直に曲がってくれるのは70mmのBB下がりのおかげなのでしょうか。
ロジカルに分析できるほどのデータを持ち合わせていませんが、とにかく乗りやすく速いフレームでした。

数日後には、
日頃サポートいただいているKOOWHOさんから、ステキなものが届きました。


ここ最近で、とても定評あるインプレを数多く目にする
Graphite Design RISEN6x  です! 
29erSS乗りにとっての最終兵器と言っても過言ではないでしょう。
9°のバックスイープと740mmの幅が、29erSSに最適なハンドリングをもたらし、
最高品質の高剛性カーボンが長時間ライドのストレスを軽減してくれるって寸法です。
営業スーさんのBlogも要チェックです!
(Part1 とかPart2とか。極めつけはPart3ですな)

カーボンハンドルとカーボンフォークの組み合わせが吉とでるのか、近日中にトレイルライドで確かめて来る予定です。


次号は、トレイルライド後の初インプレをお伝えする予定!

ばいばいき〜ん!